コーチング~スポーツコミュニケーションとは~第2話
こんにちは!
スポーツの指導者向けのコーチング・コーチをしております小野弓子です。
今日は、スポーツコミュニケーション・第二弾として
「コミュニケーションの不具合があると チームや選手にどんな問題が発生するか?」
について、一緒に考えていきましょう!
選手の主体性を育てるためにいいコミュニケーションが大事!とか
しっかりコミュニケーションを取ろう!などと
昨今よく聞かれる言葉となってきました。
では、いいコミュニケーションとは?一体なんでしょうか?
いいコミュニケーション、と言われてもよく分からない・・・
だから、いいコミュニケーションが取れない・・・
もしくは、
自分はこうやって来た!こうすべき!これが正解!と思っていませんか?
実は、ここに落とし穴があると考えていくのが、「いいコミュニケーション」への第一歩なんです。
と言いますのも、「いいコミュニケーション」とはこれだ!という「正解」があると考える事がそもそもズレてしまっているのです。
よく分からない・・・それも当然かもしれません。
我々はコミュニケーションという教育を受けていないのですから。
ではどうすればいいのでしょうか?
ここに、「考える」という事が出て来ます。
指導者である我々が「考える視点」というものを持っていると
コミュニケーションの幅はずいぶんと広がり、コミュニケーションの深さは
ずいぶんと深みが増していきます。
それがいいコミュニケーションを生み出す要素となるのです。
そうなのです、コミュニケーションに「正解!」があるワケではなく、
我々指導者の在り方そのものがコミュニケーションの質になっていくのです。
ですから、今回は
「コミュニケーションの不具合があると チームや選手にどんな問題が発生するか?」
ここについて考えてみる事をしていきましょう!
さて、いくつか思いつきますか?
指導仲間がいる方なら、仲間同士で意見を出し合ってみるのもいいかもしれません。
人の意見は自分とは違うものでとても貴重な意見です。
私はスポーツコミュニケーション研修を毎月大阪で実施していますが、
その中から出て来た意見をいくつか抜粋して最後に載せておきます。
どうぞ参考にしてください。
※ここで時間を取ってご自身で考えてみてくださいね!紙に書き出してみることをおススメします!
さて最後に問いを立てて終わりにしたいと思います。
Q:コミュニケーションの不具合が起こす問題を把握しておくことが一体どんな・何の役に立つのでしょうか?
この答えについては、次回のブログで一緒に考えていきたいと思います。
お楽しみに!
スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチ 小野弓子
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「コミュニケーションの不具合があると チームや選手にどんな問題が発生するか?」についてこれまでに出て来た指導者の皆さまの答えの一部をご紹介します。
・勝てなくなる
・人の足を引っ張る
・サボる
・自信を失う
・責任逃れをする
・チームワークが乱れる
など、まだまだたくさんあります!考えてみて欲しいです。
そして、次回も一緒にスポーツコミュニケーションについて理解を深めていきましょう!
※スポーツコミュニケーション研修についてはこちらをご覧ください。
どなたでもご参加できます。