コーチング~スポーツコミュニケーションとは~
こんにちは!
スポーツコミュニケーション アドバイザー&コーチの小野弓子です。
私は、14年間コーチングのコーチとして、企業や個人の方々の目標達成のためのお手伝いをしております。
昨年、スポーツのコーチング、つまりスポーツに携わる指導者向けのコーチングの資格を取得しました。
私の役目はと言いますと、スポーツコミュニケーションを通して、選手に関わる、指導者・監督・コーチたちの、
「選手やチームの能力を最大発揮させ、目標達成の確率を高めるための影響力」を向上させること、です。
現在は、研修や個人コーチングを通して、スポーツ指導者の方々との関わりが増えてきました。
もうすぐ、日本にオリンピックがやって来ますしね!
先日もラグビーワールドカップが日本で開催されました!何かとスポーツが熱く話題に上ってきていて楽しい限りです。
さて、なぜ今スポーツの世界で、指導者のコミュニケーションが注目されているのでしょう?
昨今、楽しい話題の反面、ニュースで取り上げられているスポーツ現場の暗い話題もよく耳にする、そんな印象はないでしょうか?
ビジネスの世界で起きている様々な問題(コンプライアンス)が、今スポーツの世界でも起き出しています。
これらが発生する原因で大きいものの中に、「コミュニケ-ションの不具合」があると考えられます。
家庭でも、ビジネスでも、スポーツでも、
問題は、「コミュニケーションの不具合」から発生していると言っても過言ではありません。
ところが、
コミュニケーションは大事!
選手の主体性を育てるためのいいコミュニケーションを取ろう!
と言われても、「具体的にどうすれば?」というものを教えてくれるところがなかなかありません。
そこで生まれたのが、スポーツコミュニケーションです。
ビジネスの世界で培ってきたコーチングが、スポーツの世界でも役立つことが実証されたことを機に、
たくさんの指導者の方々のそれぞれ持つ技術以外の、コミュニケーションのコーチングスキルがプラスされることで、
指導の幅が広がり指導力向上につながれば本望です。
今日の締めくくりに、一つ、「具体的にどうすれば?」にお応えしたいと思います。
【意図して問いを立てる】
普段、何気なく、ぼんやりと「どうすれば?」と思っていても、なかなか答えはやってきません。
明確な意図をもって問いを立ててみることをお勧めします。
例)選手の能力を伸ばすために、朝のミーティングでどんな言葉がけをしよう?
例)失敗したときには、何と言って勇気づけをしよう?
その答えが、正解か?不正解か?
そんなことは大きな問題では実はないのです。
指導者が、精一杯、選手のために心を込めて「考える」。
その姿勢が何より大事なのだと思います。
それが選手との信頼関係につながっていくのです。