よりよい“未来”をつくるサポートを
高齢者の方々の健康を支えた中で…
私は高齢者福祉施設(老人保健施設いわゆる老健)で管理栄養士として働いていました。そこでは、病院から直接自宅に帰ることが出来ない方に、在宅復帰が出来るように栄養面からサポートをしていました。
(例:義歯調整や嚥下機能を多種職で評価し、出来るだけ普通食に戻したり、料理レクで包丁の使い方などを思い出していただいたり…など)
ただ、長年続けてきたことなので、間違った食習慣などでも直せない方も多く…。
そのようなことから、正しい知識をもっと多くの方に広げる必要性を感じ、機会があればより小さな子たちにも行いたいと思うようになりました。
あの時正しい栄養の摂り方を知っていれば…
未来ある子どもたちに食育を!!と思ったのには別の理由もあります。
京都市に住む人ならご存知だと思いますが、京都市の小学校対抗駅伝大会「大文字駅伝」の出場を目指し、私も走っていました。
まずは区ごとの予選、その予選を勝ち抜いた学校のみが出場できる本選。
予選では補欠でしたが、タイムものび、本選出場時には代表を狙っていました。
しかし…膝の半月板が傷つき、先生に止められ、結局走れなくなりました…。
私は小学6年生の時に1年で8cm以上背が伸びました。今から思えば、成長に必要な栄養素・運動に必要な栄養素・日常に使う栄養素が足りていなかったことも怪我の原因だったかなと思い、正しい栄養について伝えていきたいとの思いが強くなりました。
食から未来をつくる
薬局に来られるお客様へのお話(ご高齢の方で知識がある方中心)・スポーツ少年の保護者・子どもたち(小中高専門学生)と幅広い方々に栄養情報を届けています。
●薬局のお客様への骨に関するセミナー
●サッカー少年(小学生)と保護者に栄養の基礎セミナー
●バレーボールをする女子中学生に中学生向けセミナー
●減量期の選手に簡単な栄養知識をお伝え
●ランニングコーチに定期的な食育セミナー その他.
1人の方をサポートというよりは、多くの方々に正しい栄養知識を伝えています。
“人間は口から入れたものだけで出来ている”
自分の未来をつくるのは自分です。
よりよい“未来”をつくるサポートが出来ればと思います。