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コーチング~スポーツコミュニケーションとは~第3話

こんにちは!
スポーツの指導者向けのコーチング・コーチをしております小野弓子です。

今日は、スポーツコミュニケーション・第3弾です。

「コミュニケーションの不具合があると チームや選手にどんな問題が発生するか?」
について、前回一緒に考えていきました、たくさん出してみましたか?

さて、今日はその続きなのですが、最後にみなさまに問いを立てました。

Q:コミュニケーションの不具合が起こす問題を把握しておくことが一体どんな・何の役に立つのでしょうか?

こちらも考えてみてもらえたでしょうか?



私たち指導者が選手やチームの力を最大限に引き出そうとする時、「コミュニケーション」を取ることが欠かせませんね。
そんな中で、コミュニケーション不足、コミュニケーションの不具合、コミュニケーションによる弊害、コミュニケーションからくる行き違い・・・などさまざまな問題が発生してくることは、本当に現実的によく起こることです。

これらによる問題を把握することはとても大事だと思いませんか?
なぜなら、「把握できる」という事は、そこに対して「対応・対処できる」という事になるからです。

第二弾でお話しした、コミュニケーションの不具合が起こす問題にはどんな事があるか?で例題とした
・勝てなくなる
・人の足を引っ張る
・サボる
・自信を失う
・責任逃れをする
・チームワークが乱れる
など、結果として起こってしまった事に対して、「これはコミュニケーションが原因かも?」
と考えることができるのです。

例えば、
勝てなくなって来たから、練習量を増やす!技術強化する!という事もモチロン大事。
人の足を引っ張るような事をする選手が増えてきた、だからルールを作った、などの対応も大事。

ですが我々指導者として別の角度もこれからは必要なのです。
それが「コミュニケーション」ではないでしょうか。

勝てなくなるのも、人の足を引っ張るのも、サボるのも、・・・全て「コミュニケーションの不具合」が引き起こしている、と捉えると、コミュニケーションの強化や質の良さを追求することが遠回りのようで着実に成果につながるアプローチなのです。

こんな解釈があります。
「好きな人の言うことは正しい。嫌いな人が言うことは間違い。」
こんな風に人は思うものなのです。

だからコミュニケーションを通した信頼関係の構築は、選手やチームの力を最大発揮させるためにも、かなり重要と言えるでしょう。

指導者のみなさまには、ぜひ「コミュニケーションの重要性」を技術指導と同等に前提にしていただけると、選手やチームの成果が加速していくことでしょう。

スポーツコミュニケーション研修は毎月大阪で開催しております。
指導者や保護者の方でもどなたでもご参加できます。